お風呂の話・・・はぁ？ - ジュン母の「いつも　心はらんらんらん！」

こんばんは！

今日は　外は雨・・・
一雨ごとに　雪が近づいて来るんだなぁ〜と
感じるこの街です。

散歩するランちゃんの足も　濡れた枯れ葉や草で
汚れてしまいます。
そのつど　大きなオケにお湯をはって
ランちゃんの４本の足を　洗ってあげます。

本当は　お風呂に入れてあげたいのですが
病院から　”それは　ちょっと　控えたほうが・・・”と
言われているので　毎回　ペット用のウェットティッシュで
顔や身体を拭いてやることしかできません。

お風呂に入れられたら　気持ちがいいでしょうに・・・
可哀想になります。

きっと今　自分がお風呂から上がったばかりなので
余計　そう思うのでしょうね〜

お風呂に入りながら　この”お風呂に入ること”さえ
ありがたいことなんだと　思える時期がありました。
”実は　すごい　貧乏で・・・”ということでは　ありませんよ（笑）

ちょうど２年前　ご存知の方もたくさんいられると思いますが
アキレス腱を切って　２ヶ月入院した時　当然　ギブスですから
入浴はできませんでした。
昔なら　それが　当たり前でしたよね。

それが　そこの病院では　ギブス＆車椅子であっても
大きなビニール袋で　足からすっぽりギブスを覆い　水が入らないように
しっかり　ガムテープで貼って　まず　一人用の狭いシャワー室に
ひとりで入りました。椅子が一個あって　そこに座ると　すべて
手が届きます。タタミ１畳くらいでしょうか・・・

今思えば　狭すぎて　息苦しい感じなのですが　その時は
シャワーを使えるというだけで　すごく　ありがたかったし
嬉しかったです！入院して　２週間は経っていたと思います。
（髪だけは　洗面所で洗っていました）
一週間に２回のシャワーですが　夏から秋にかけて
まだ　暑い日が続いていましたから〜。

そして　１ヶ月くらいになると　ギブスがはずされ　補装具というのを
装着し　松葉杖で歩くリハビリーが始まったころ　今度は
個室のシャワー室から　大きな浴場へと変わります。
これもちょっとねぇ・・・・

病室より　上の階にあったのですが　決められた時間に
長いガウン（お風呂用）に取替え　車椅子で浴場へ向かいます。
すると　みんな待っていて　順番に看護助手に押されて
脱衣所へ運ばれ　自分で着ているものを全部脱いで待ちます。
そして　空いている蛇口のところへ　車椅子ごと運ばれます。

そこで　初めて　自分でシャワーを使って　身体を洗うのです。
看護助手の方が　うしろのほうで　患者さんを見ていて
大変そうな人には　手伝います。

思い出すと・・・なんだか　女子刑務所って　こんな感じ？
〜なんて　いつも　思っていました（笑）
それでも　髪をシャンプーできるのは　ありがたかったし
身体も温まって　気持ちも良かったです。
でも　車椅子で裸になって　順番を待つのは　ちょっと
抵抗がありましたね。まぁ　ケガをしていて　動けないので
助けてもらわないと　お風呂に入れないのですから〜

健康な時なら　考えられないと思いますが　不自由な身体では
それさえも　ありがたいことなのですよ。

そんなこと・・・さっきお風呂に入っていて　思い出しました。
思い出したくないことなのか　ありがたいことなのか・・・
微妙ではありますが（笑）・・・
でも　こうして　自分の家で　自由に　好きな時に
お風呂に入れることって　当たり前のように思うけど
それが　当たり前ではない時もあるんだという事　知りました。

だから　何？
だから　普通のことにも　感謝なんだなぁ〜って。
たかが　お風呂のことですが　どんなことでも　当たり前と思うと
傲慢になるけど　ひとつひとつが　ありがたい事だと思うと
自然に　色んなもの　いろんな人に対して　感謝の心を
持てるようになる気がします。
やっぱり　色んな経験はしてみるものですね〜

いや〜入院は　最低限でいいです。
私は　足だったから　自由に動けなかったけど　それ以外では
日頃できなかったことが　いっぱいできたので　いい経験になりました。
いつもは　会えない人にも　ずいぶん　会えました。
本も読みました。英語の勉強して　英検も受験しました。

”転んでも　ただじゃ起きない”
”ピンチはチャンス”

この言葉を実践しました！（まぁ　結果的にね！）

さて　今の私のピンチは・・・チャンスには
変わりそうもありません。
ただ　ひたすら　いいと思うことを　実践するのみです。

は〜い！
みんなおいで〜！

おやつだよ〜！

きたきた〜！