「犬を飼う・・・」 - ジュン母の「いつも　心はらんらんらん！」

こんばんは！
　　＆
おはよう！

うん？なんか変？（笑）

やっぱり　気候がおかしいですね。
札幌すごく蒸しています。
外に行っても　風が全くなくて
妙に生暖かい感じです。

普通　夜にはグッと気温が下がるのですが
今晩は　蒸していて　扇風機を回しています。

明日も暑いのかな？

散歩中！

先日　ジュン姉から　本が送られてきました。

こんな本です。

何だか　今の私にピッタリじゃないですか〜

内容としては　若い夫婦が家族となる子犬を
もらい受け　青年期を過ごし　老犬となり　
最期を看取る・・・
それから　また　ネコを引きとって
家族になる・・・

著者の実体験に基づいたマンガです。
そんなに　悲しい物語と言うのはなく
淡々と　語っていますが　”よく　あるある！”と
いう共感や　”そうそう　そうだよね〜”という思いで
一気に読み終えました。

私には　１９歳まで頑張ったジュンと言う
柴犬を見送って　今のランちゃんがいるわけですが
同じ柴で　同じ老犬なので　同じかと言うと
全然　違いますね。
育った環境も　性格も　健康も　私との関係も
ある意味　全部違う感じがします。

私は人間だから　そのジュンやランちゃんに
合わせた接し方をしていかなければ　なりません。
それは　お母さんだからね〜
家族になった以上　最期まで抱きしめて
やりたいと思っています。

でも・・・
ぶっちゃけた話をすると　一時　すごく揺らいだ
時期がありました。ご存知の方もたくさんいると思いますが
ランちゃんの心臓の病気が発覚した　3年前。
担当医から　末期だと言われ　心臓の治療費　検査　薬代は
月に５万円を超える月もありました。

年金生活の私に　果たしてこの生活を続けて
いけるのだろうかと　目の前が真っ暗になりました。
きれいごとではなく　本当にどうしたらいいのだろうと
悩み迷い・・・パソコンで　そんな例を探していました。
自分の納得できる答えが欲しかったのです。

その時　どんなに苦しくても　
夜のバイトを増やして　愛犬の薬代にするという人。
老後資金を切り崩す人。
自分の夢をあきらめて　手術費にあてる人。
泣きながら　進学を控える子どもの学費を優先する人。
これ以上の治療費は出せないと　治療を断念する年金老夫婦
老犬の病気を治療をしてやりたいのは　みんな一緒！　
でも　まず　家族が生きていく事が大事　
子どもの将来が大事・・・
自分の老後が大事・・・

いっぱい例がありました。

ひとつひとつ　読んでいて感じたことは
どれを選択してもそれは　仕方のない事なんだと。
それぞれ　事情があり　他人があれこれ
言えないと言う事。

自分の生活が成り立たない状態で　愛犬を生かしても
今度は　自分が多くの人に迷惑をかける結果に
なると言う事。

老犬の数か月の命と　我が子の教育資金
節約している家族の食費を　何万円もの治療費に
充てられるのか・・・

病院代を　工面できる人とできない人がいます。
出来る人は　問題はないのです。
悩み苦しむのは　出来ない人です。
逆立ちしても　お金のない人はできないのです。

正直　私はできない部類の人間だと思いました。
ひとり暮らしの老後は　決して明るいものではありません。

だから　すごく悩みました。
本当に無理！と思ってました。

でも　治療を断念することもできませんでした。
たくさん読んだ体験談の中で　心に残った言葉は
「家族だから」
姿かたちは　人間ではないけど　家族なんだと。

もし　自分の息子や娘だったら　こんなに悩まず
迷わず　先の事を考えずに　少ない貯金を
差し出すんじゃないかと。

そういう風に考える事で　迷いを吹っ切りました。
今　できる事を　今　やろう・・・と。
あとで　後悔するのも嫌だし・・・

まぁ　何とかなるだろう〜

末期宣告を受けて　ショックはあったけど
不思議と　ランちゃんが死んじゃうなんて
信じていませんでした。
だって食欲もあるし　目だって　力があるし。
まだ　１２歳だし。
絶対　死なないと確信していました。

だから　私にできる事。
ストレスを与えない事。
前のジュンが　長生きできたように
まず　食べる事！
色々　本やネットで調べて・・・そうか！
肉！　肉か！
肉を食べさそう！

それから　牛肉や　鹿肉など探して
ランちゃんに食べさせました。
良く食べてくれましたね。
当時　1ヵ月に３Ｌ近く抜いていた腹水が
５ヶ月後くらいに　自然と溜まらなくなって
きました。

６か月後には　腹水を抜くことも無くなったのです。
もちろん　心臓の病気が治ったわけではありません。
レベルは当時　６段階の４レベルのまま　３年過ぎました。
当然　薬は欠かせません。

私のパート代は　ほとんど薬代です。

そう言うと　また不快だと指摘されそうですが
結構　私だって　がんばっているんですよ。
こうして　毎日ブログを書いて　日々の思いを連ねていて
嬉しかった事　困った事　心が動いた事を
ここで　つぶやいている訳ですよ。

そうしたら　今月は　病院代が高かったな〜！
(大事ですから〜)
膀胱炎やったしな〜
いや　今月は　何もなくて調子が良かったから　
いつもと同じ　よかったー！一喜一憂！
と　心の声が　ここに出る訳なんですよ〜

ふと　思えば　ここは私のブログで　記録であり
日記であり　思いを吐くところです。
見ず知らずの方に　病院代を載せたのは
不快に感じると言われて　私が「すみません」って　
謝るのはおかしくないですか？（苦笑）

もし　誰かの友達とか両親が　殺処分されそうな老犬を
引き取って　世話をしていたら　重い病気が見つかり
ひと月に１０万円の治療費がかかると言われ
それを　生活を切り詰め　必死に働いて治療費を
払ってる人が
「ヤレヤレ　大変だ　今月は１０万円超えた・・・」
とこぼしたら
「老犬を飼うなら　そのくらい当然でしょ！
そんな言葉聞きたくないわ　不快だわ！」と
言いますか？

私なら　言えません。
その人に寄り添いたいですね。
老犬の命を助けてくれて　ありがとう！
生活費を削って　治療をしてくれてありがとう！
私に何か　お手伝いできることはありますか？
と言いたいですね。

誰だって　最初から　病気になって生活を
破たんさせるほど　お金がかかる思っていません。
わかっているなら　誰も引き取る人は
いないと思います。たとえ　病気になっても
その時が　高額が低額はわかりません。

確かに　年金者　高齢者がペットを飼うべきではないと
言いますが　今では納得できますね。
やはり　生活が安定して豊かな人に託すべきだと
思うようになりました。
その方が　最期までちゃんと悩まずに看て
もらえるからです。

可愛い　可哀想だけで　ペットを引き取るのではなく
自分の収入　年齢を考え　病気になったり
老犬になっても　最期まで看取れることが前提です。

でもね　目の前にいる子犬や　殺処分の老犬を見て
そこまで考えて　引き取る人って少ないですよね。
助けてやりたい！の感情が　全てと思います。
多分　私も・・・あ、それが　今か・・・（苦笑）
だから　ここで言っておきたいのです。

今？
ランちゃんは　私の家族ですから〜
最期まで　守りますよ〜！

「さて　ランちゃんのために　仕事に行くか〜！」と
言うのは　自分を奮い立たせているのです。
「はぁ〜今日は３万円　超えたー！ひゃー！」と
言いながら　ランちゃんの健康管理に気をつけよう！
と　喝を入れているのです。
まぁ　愚痴っているように聞こえれば　
それはそれで　大目に見てください。

あまり目くじらを立てずに　そっとしてもらえませんか。
自分としては　せいいっぱい　がんばっているのですから〜
それでも気に入らければ　どうぞ　通り過ぎてください。
他にも立ち寄るところが　たくさんあるでしょうから。

私は　病気の老犬と　預かりネコ２匹と暮らす　
老後破たんが不安な　ただの料理好きなオバサンです。
たまに　毒吐いたりしますが　見知らぬ方には
攻撃も　避難もしません。

どうぞ　私なんかにかまわず　通り過ぎてください。

（誰に言ってんだ？）