カラスのさんちゃん

第2弾です!

 

明日から休みと思うと ちょっと

無理をして書いてしまいたい記事が

ありました。

 

 

夕方 ルビーさんがプレゼントを

持って来てくれました!

 

いや~~~!

感動~~~~!

「なんのこっちゃ~?」と思うでしょうねぇ

むぎ 中には何も入っていないよ!( ´艸`)

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実は このマグカップ

カラスの絵 わかりますか?

これは実在したカラスなのです。

 

今年の6月中旬。

カラスを愛してやまないルビーさんから

「どなたか カラスのひなを

預かってくれる知り合いの方は

いないでしょうかぁ~」とライン。

 

わけを聞くと 子育て中のカラスの

親子がいて 3羽いるひなの内

2羽が親カラスと一緒に飛び立つものの

1羽だけ 巣に取り残されていると

言うのです。

 

それで きっと身体のどこかに

障害があって飛べないんじゃないかと。

それで もしかしたら巣から

落ちる可能性があるので その時に

落ちたひなを預かってくれる人を

探していると言うのです。

 

なるほど・・・!

「私でよかったら 預かってあげるよ」

と言いました。

コロナ禍で 当分ランチ会もないし

出掛ける予定もないので 

10日間くらいなら「いいよ!」と

申し出ました。

 

「えええ~~~!

本当ですかぁ~?!

いいんですかぁ~?!」

 

その話が 現実のものとなり

本当にそのひなは 

巣から落ちてしまったのです。

 

足に障害があるようで 放っておくと

ブトと言う種類のカラスに

食べられるか 人間に捨てられるか

どっちにしても 生きれる可能性は

極めて低いそうです。

 

それで すぐルビーさんは

そのひなを捕獲して 段ボールに入れて

私の家に連れてきました。

 

私が 特別カラスに理解があると

そういうのではなく ランちゃんの散歩中は

攻撃されないように 避けて通って

いたくらいですから 普通の一般人です。

 

でも 形こそ違えど 

小さな命であることには

違いありません。

救える命なら救ってあげたい・・・

ただそれだけです。

 

よもちゃんだって むぎだって

生きている以上 生かしてやりたい

カラスのひなだって同じだと

そう思いました。

 

本当にやってきました!

大きく見えても まだひななので

人間に対して 抵抗もないようです。

ただご飯をあげようとしても

(ハムスターフード)全然食べなくて

これは抱っこして 水でふやかしたフードを

入れてやっているところです。

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どうもこのカラスは3番目の末っ子の

ようだと言う事で 私たち3人(ルビーさん

りっこちゃん 私)は”さんちゃん”と

名づけ 毎日 グループLINEで

情報交換をすることになりました。

 

りっこちゃんとは初対面でしたが

ルビーさんの従妹と言う事で

鳥に関して色んな知識や情報を

持っているので 助けられました。

 

なかなか フードを食べてくれない

さんちゃん。さすがに 3日目となると

私も焦ってきて 我が家でさんちゃん会議です。

 

そこで ダメ元で むぎの手作りご飯を

少し与えて見たら・・・!!!

すごい!爆食いです!

驚きましたねぇ~!

 

あのピンセットのようなくちばしで

特に 人参をつまんで食べるのです!

お水もごくごく飲んでいましたし

ごはんも それからモリモリ

食べるようになりました。

 

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慣れてきたこともあり 成長もしているので

今度は 少しずつ飛ぶことを覚え

少しずつ少しずつ 距離を伸ばし

ソファーとソファの間を歩いたり

跳んだりできるようになりました。

 

初めての経験ですが

それがね~すごく可愛いんですよ~!

ご飯を食べてる姿も ヨチヨチ歩く姿も

可愛いんですよ!

何もしないで ただ見ているだけで

何時間でも見ていられる可愛さです。

 

さんちゃんも ずいぶん慣れてきて

隣の部屋から ガラス越しに呼ぶと

きょろきょろして 私を捜すしぐさまで。

 

よもちゃんがΣ(゚Д゚)!

初めて見るカラスに 目が点!

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さんちゃんは 最初から10日間と言う

約束で預かりました。

足に障害があるため そのあと 千葉県にある

鳥類を保護してしているお宅へ

飛行機で空送することになっていたのです。

 

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すっかり慣れてきたさんちゃん。

10日目の朝・・・お別れです。

足が良くなって もっと広い大空へ

飛んでいける事を願って

さんちゃんを送り出しました。

ルビーさんとNPO法人カラス研究会の

方が空港まで送ります。

 

なんだかね・・・

さんちゃんのいた部屋は 

全部きれいに掃除をして・・・

元の部屋に戻したのですが

何度も何度も さんちゃんのいた場所を

振り返ってしまうのです。

 

完全に さんちゃんロスです。

思っただけで 涙が出るほど可愛かった~!

すっかり 情が移ってしまい

いない事が寂しくて 寂しくて・・・

 

たかがカラスじゃないか・・・と

思われるかもしれませんが

あの短い間ではあっても 私は

さんちゃんのお母さんでしたから。

 

だっこしてご飯を食べさせて

話しかけて 掃除をして 箱に入れて

お昼寝をさせて・・・

まだひなと言う事もあり

人に対する恐怖心もないようで

ただただ 可愛いくて仕方が

ありませんでした。

 

千葉へ行って 4ヶ月後。

悲しい知らせでした。

さんちゃんが虹の橋へ旅立ったとのこと。

 

本当に 体中の力が抜けていく感じ

でした。いつか 空を飛べると願って

いました。千葉から札幌に飛んで

帰ってきて~といつも3人で

話していました。

 

それからは LINEでさんちゃんの事を

いっぱいいっぱい語り合いました。

毎日毎日 語り合いました。

何だか 悲しいと言うより悔しくてね。

 

そんな私の思いを察してか・・・

ルビーさんからのプレゼント!

さんちゃんの写真のマグカップ

ルビーさんが 作ってくれました。

 

むぎ さんちゃんだよ!

覚えているかな?

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よもちゃんは?

わかるかな?

 

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ほら こうしていると

すぐそこに さんちゃんがいるようだね。

むぎと友達になりたがっていたね。

可愛いねぇ~

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今日から よもちゃん むぎちゃん

そしてカラスのさんちゃんも家族だね。

 

毎日 さんちゃんの姿を眺められて

私はすごく嬉しいです。

初めて カラスに触れて

短い間だったけど可愛い~と

本当に思いました。

 

3人で救った命でした。

悲しい結果になりましたが それでも

ひとつの命を救ったことには

違いありません。

今度生まれてくる時は 元気な身体で

大きく空を飛び回って欲しいです。

 

そう・・・

それが このマグカップのさんちゃんの

お話でした。本当に可愛かった~!

 

長くなりました。

最後まで読んでくれてありがとう!

 

カラスに偏見を持つのは

止めようと強く思いました。

みんな この寒い中 

必死に生きているのだから。

共存しなきゃね~

 

では 今日はこの辺で終わります。

 

風邪を引かないようにね。

今日は冷えるのかな?

背中が ゾクゾクするわ。

 

これは 私がベッドに横になると

よもちゃんがすぐ来て

添い寝をしてくれます。

お腹が暖かい・・・・( ´艸`)

 

じゃ また明日ね!

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