９４歳４ヶ月の母・・・ - ジュン母の「いつも　心はらんらんらん！」

こんばんは！

風が　つ、つめたい！
この風さえなければ　もっと　気持ちよく　外を歩けるんですけどね。
特に　信号が　変わるのを待っている時　ホント　腹立つくらい　長いし　寒い！
あそこの信号　ホント　嫌い!
（どこのって？　ホラ、あそこのバスターミナルの前・・・知らないってね！）

今日も　ランちゃんは　元気ですよ。
朝です！
ランちゃん　はい！　外行くから　服　着ようねぇ〜
ひゃ〜　可愛い！
ふざけてないですよ〜（笑）
ホント！偶然　偶然　（怪しいって？・・・ふふふ）

ほら！　だんだん　ちゃんとなってきたでしょ！

これで　完成！

でも　ちょっと　首周りは　「Ⅴカット」の方が　顔がスッキリして
見えるよ！　専属コーディネーターと　呼んで・・・（笑）　

今日は　母がいるので　お昼に　パンを焼きました。
後３０分で　焼きあがると言う時に　母が　新聞のチラシうを見ながら
「なんか　お寿司食べたくないかい？」
「え？　夕飯じゃなくて？　今？」
「チラシ見ていたら　食べたくなってきたんだけど・・・」
「じゃ　今　買ってくるかい？」
「頼むね・・・」
という事で　買いに行ってきました。
（パン・・・どうするの・・・）
ちなみに　母が見ていたチラシは　昨日のでした。
なんか　値段が　合わなかったんだよねぇ〜

買って来ましたよ！
母のお金だと思うと　何の迷いもなく　買ってこれます。
部屋に入ったら　パンの焼けるいい匂いが・・・
う〜ん　香ばしくて　美味しそう・・・

さぁ　お寿司だよ〜
トイレから　出てきた母・・・
「あら〜　美味しそう〜　すごいねぇ〜　どうしたの？買ってきたの？」
「はぁああああ？！　
アンタが　買ってきてって言うから　買ってきたんだけど」
「あら　そうなの？　そしたら　食べよう！」
「・・・・」

一日　一緒にいると　大体　こんな会話が　多いです。
勘違いやら　間違いやら・・・完全に　認知症が進んでいます。
夕食ができて　「ご飯できたよ！」と言っても　なかなか　席に着きません。
やっと　来たと思ったら

　
「これ　何のご飯？」
「え？　夕ご飯でしょ・・・」
「私　さっき　食べたよ」
「ええ？　いつ？　何　食べたの？」
「その辺にあるもので　お茶碗に一杯　ご飯　食べたよ」
「私　ずっと　一緒にいるけど　ご飯なんて　食べてないよ」
「え？　食べたよ　私」
「食べたのは　お昼ご飯で　お寿司　買ってきて　食べたでしょう？」
「そうだったかい？・・・」

年齢で言えば　９４歳４ヶ月ですから　今のままでも　とても　優秀だと思うの
ですが　やはり高齢による認知症は　とどまってはいないようです。
少しずつ少しずつ　１年間の間に　目に見える形で　進んだと思います。
わからなくなってきている部分と　プライドが残っている部分なのか
自己主張がすごくなってきています。
それと　普通の会話が　普通に通じなくなりつつも　あります。
言われても　間違いを認めないし　逆ギレします。
きっと　自分に腹を立てているのだと思います。（イヤ　私か・・・）
こんなはずではないと　思うのでしょうね。

そんな母を見て　自分も学習をしているわけですが・・・
時々　いえ　いつも　いつかは　自分もこんな風に　歳を取っていくのかと
思うと　怖くなります。それは　自分の意に反して　周りにこんな思いを
させるのかなと　思うと　辛くなります。
そう考えると　長生きが　はたして　いい事なのか　おめでたい事なのか
疑問に　思うのも　当然と言えば　当然です。

そんな事を言っても　なるようにしか　ならないのが　この世の常ですから
悩んでも　嘆いても　仕方なのですけどね。そう思うと　やはり　今できる事は
今やって　毎日を精一杯生きて　未練残さず　きれいに旅立ちたいものです。
まぁ　おそらく　みんなそう思っている事なんでしょうけど。
みなさんのお手本になるような　高齢者になりたいと思います！〜なぁんてね！
　

という事で・・・・（笑）　ご飯です。

これは　鯵のタタキです。